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能登杜氏 美酒の旅
2013/02/17(Sun)
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光栄なことに今年もTさんよりお誘い頂きまして、お酒の造詣が深い方々と共に
酒造見学に参加させて頂きました。

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昨年は、加賀鶴で有名なやちや酒造さんを見学させて頂いたのですが、
今回は奥能登方面、竹葉の数馬酒造さん
宗玄の宗玄酒造さん
白菊の白藤酒造さん
末廣の中島酒造さん
能登誉の清水酒造さんへお連れ頂きました。

こちらは、輪島市の国の名勝「千枚田」。
私達は、お昼間に通ったので見ることが叶わなかったのですが、
今日まで、「あぜのきらめき」が開催されており、
夕刻には20000個のピンクのLEDが灯され、壮大で幻想的な景色を浮かばせていますね。
私も今は能登の棚田米を頂いているのですが、(色々と石川県のお米を選び食しています☆)
山深く機械では作業出来ない棚田で出来たお米は、大変手間がかかり平地で出来たものより
美味しいと定評がありますね。

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「百薬の長」と言われる日本酒・・・
日本酒は日本が誇る世界最高の醸造技術(技)、万物の源(水)、
そして日本酒造りの核となる原料(米)によって造られる発酵食品ですが、
この自然が生み出す奇跡の結晶には、尊敬と畏怖の念を抱かざるを得ません。
お酒は、御神酒(おみき)と呼ばれ地鎮祭や神社などでもお浄めのためにも使用されますが、
ひとしずくひとしずくには自然の叡智が凝縮され、神聖な気が宿っているように思います。
各酒造店にて、発酵過程等を見学させて頂いたのですが、
心があらわれる気持ちで拝見させて頂きました。
タンクによって放たれる香りも違うのですが、プツプツと泡を出し発酵している姿・・・
私にとっては「自然よ、ありがとう」の感動・感謝が溢れる瞬間で、
叶うならずっとずっと眺めていたかったです・・・

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杜氏の方々は、お酒作りに関わる半年間は、蔵に篭られ、
全神経を酒作りに注ぎ、命をかけて作られます。
発酵と腐敗は、紙一重ですものね。
どちらの杜氏の方々も、また酒造店の方々もそのような影の努力のことは仰らないですが、
皆様穏やかで和やかな方々で、一緒にいて心地よく
やはり本物を追求する方々に共通の「心の気品」を醸し出していらっしゃいました。

昨年は滋賀県まで足を運び、ローズクリエーターの國枝さんに出逢わせて頂いたのですが、
やはり自然を慈しみ真摯に向き合ってられる方々に、私はしびれます^^
大人の遠足の様子はこちら→☆☆☆

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酒米には、山田錦、五百万石、八反錦などの種類がありますが、
やはりその年の気候条件により酒米の性質なども違い、
杜氏の方々は、酒米の個性を見極め、長年培われた勘とセンス、卓越した技で造られるのですね。
(山田錦と聞くと、我が家は親戚に兵庫県吉川町にて山田錦を作っていた人がいたのですが、
その方が、山田錦は穂が重たく、倒れやすくて作るの大変だと言っていたことが想い出されます。
お酒を頂く時には、農家の方々にも感謝です。)

それぞれの酒米で出来た大吟醸や純米酒、生酒、原酒、あらばしり・・・etc
各酒造店にて試飲させて頂きました。

お酒の香りや美味しさを現す形容詞には、私が思いつく限りでは、
「ふくよか、軽やか、深み、芳しい、爽やかな、すっきり、きれい、豊かな、まろやか、
ほのかな、辛い、甘い、渋い、染み入る、力強い、やさしい、活き活き、フルーティー、優雅な・・・等」
挙げられるのですが、ご一緒させて頂いた方々のように、嗅覚と共に、
もっと味覚を研ぎ澄ましお酒の味を表現出来たらなと思いました。

人生の豊かさとは、どれだけ繊細に深く感じられるか・・・と想う今日この頃です^^

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今朝は、家族にもこの感動を伝え、
「私、利き酒師になって皆に美味しいお酒を紹介して、癒しの日本酒バーしたいわ♪」と
冗談で話していました(笑)御酒のチカラで、周りの人を笑顔にするって素敵ですね☆
日本酒には、お酒の中でも特にアミノ酸やアデノシンも多く含まれますし、
適量飲酒は、ストレス改善や健康増進に役立ちますね。
そして私達女性にとって関心の高い「美容」にも☆

昨日発売の雑誌「美STORY」4月号にも、純米酒、飲んで塗って“白麹肌”というテーマで
日本酒の魅力が紹介されていましたよ。
私も酒粕でパックしたり、日本酒でアロマ化粧水を作ったりしてお手入れしたいと思います♪

お土産には、御酒や酒粕の他「かじめ」や、大畑屋さんの手焼き塩せんべいなどを・・・
かじめは、とても貴重な海藻とのことで、中々手にすることは出来ないそうなのですが、
偶然千枚田前のお土産屋さんに海女さんが来られ販売されており、
「輪島でも買えないよ。」とご一緒した方々も大興奮で購入され、私も初めて頂きました。
お椀に入れ、粕汁を注いで食べると良いと教えて頂いたので、
早速頂いたのですが、とても粘りのある海藻で、フコイダンたっぷりで嬉しかったです。
大畑屋さんのおせんべいも、食通の方が予約して下さっていたおかげで購入出来ました☆

それから輪島道の駅では、御祭りが開催されており、牡蠣を食べたり、
先日のニュースで見ていた縁起の良い亥の子餅も、中島酒造さんで拝見出来ました。

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チーズとワインなどもそうですが、その土地のお料理とお酒とのマリアージュが、
両者を引き立て、際立たせますよね。
日本でも美味しいワインは頂けますが、やはり本場フランスで頂いた時の
空前絶後の美味しさは忘れられません。
石川県の豊かな海の幸、山の幸と日本酒とのマリアージュ・・・
私もこちらで出逢えたことで、食の面でも豊かなひと時が刻まれました。

能登は やさしや 土までも・・・

奥能登での素敵な想い出に感謝です。

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