音と香りのハーモニー
2018/01/26(Fri)
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いよいよ来月2月4日は汐留イタリア街にあります
ベヒシュタインピアノホールにて音と香りのコンサートが開催されます。
そのコンサートに向けて日々facebookにて私の心情をお伝えしているのですが、
そちらを教室ブログでも下記にてご案内致しますね。

御席はまだ御座いますので、宜しければ皆様お誘い合わせの上
お越し頂けたら幸いです。

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先日、来月4日汐留イタリア街での音と香りのコンサートに向け、
リハーサル&お打ち合わせに行って参りました。

この度のコンサートのテーマは「愛」
白い恋人たち、ホールニューワールド、タイタニックのテーマ曲など、
ロマンチックな曲をピアニストの方々が連弾で弾いて下さったのですが、
音楽は香りと同じで、その曲を聴いていた時代、場所にタイムスリップし、
その時の自分の心情を思い出させてくれますね。
今日は私も20数年前に戻り、その幸せの時を噛み締めていました。

そしてラストの曲は大好きなリストの「愛の夢」
元々は歌曲として作曲されたもので、
「おお、愛しうる限り愛せ」という詩の曲。

ピアニストの方から、その詩の内容を教えて頂き、
今まで、「愛の夢」の甘く美しい旋律を、様々なコンサートにて
陶酔しながら聴いていたのですが、今日は胸にグッと込み上げるものがありました。

その詩を要約すると、あなたにとって愛する人との時間は
無限ではないのだから、今を大切に…ということでしょうか。
そんな想いを込められたメッセージを胸に、
ブダペストで感じたリストの息遣いを香りで表現出来たらと思います。

「おお、愛しうる限り愛せ」

おお愛せよ,あなたが愛しうる限り!
おお愛せよ,あなたが望むだけ!
その時は来るのだ,その時は来るのだ
あなたが墓の前で悲しむ時が!

そして心せよ,あなたの心が燃え立ち
愛をいつくしみ,愛を担うことを
あなたの心に対して他人の心が
愛によって暖かく脈打つ限り!

そしてあなたに胸を開く人のために
できうる限り、優しくあれ!
そしてその人のすべての時を喜びで満たし
いかなる時も悲しませてはならない

そして気を付けるのです
あなたの舌から心無い一言が滑り出てしまわないように
ああ神様、そんなつもりではなかったのと言っても
その人は泣きながら去って行ってしまうだろう

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ファミレミファドシ〜♪ ミレドレミシラ〜♪

「白い恋人たち」…のこの三拍子のうっとり陶酔する甘いメロディーは
幼い頃から大好きで、エレクトーンでよく私が弾いている曲の一つでした。

来月の音と香りのコンサートでは、前回の「薔薇」に引き続き「愛」をテーマに
お届けしようと決めたのですが、「白い恋人たち」はピアニストの方々に弾いて頂く曲の一曲目。

選曲した一曲一曲のイメージを膨らませたく、色々調べているのですが、
この「白い恋人たち」は、オリンピックの記録映画のフランスの映画で、
あの「男と女」のクロード・ルルーシュ監督の作品。

「男と女」は映画を観て感動し、舞台となったドーヴィルは若い頃に訪れましたが、
今再び映画を観た方が、二人の切ない心情が深く染み入り、より美しさを感じました。

今日もハンガリー舞曲第1番や、ピアニスト羽田健太郎氏の
生前の演奏を聴いていたのですが、その中で彼が一般の方に語られた番組で
「メロディーをコードにする時には、白鍵だけでなく黒鍵を入れ
ディミニッシュにすることが、和音の響きが広がり隠し味になる」と仰っていました。

これは香りを調合する際にも通ずることで、
「自分が好む良い香りだけを集めるのでは無く、
そうではない自分が好まない悪臭的な香りも、少し加えることで、
全体が奥深く艶のある香りになりますよ。
お料理も塩味を効かせるよう、人生と同じで甘いだけでなく、
涙がある方が深みがあり魅力的で惹かれますね。」

音も香りも、目には見えないものですが、「感じる」もの。
その人なりや、心の経験値が現れるものだと思うのですが、
今だからこそ大人になり、一皮向けた表現が出来たら、私ども幸いに思っております。

それから…「コンサートでは雅美ちゃんも弾くの?」とよく尋ねられるのですが、
私はピアノは弾かず、曲をイメージした香りを調香し、
空間にスプレーして漂わせ、香りや曲について語らせて頂きますね。

写真はブタペストの国会議事堂ですが、今回はきっとリストの家や
ハンガリーで経験した素晴らしさをまたまた熱く語らせてもらうと思います(笑)
今回は年配の男性の方々のご参加お申込みも頂いているようですが、
本物の天然の香りに触れる機会が、癒しや寛ぎ、
そしてまたご自身の健康に繋がると嬉しいなと思います。

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