中国茶講座
2010/04/09(Fri)
4月8日7

一昨日、上海在住の文文(ウェンウェン)先生をお招きしまして、
加賀の老舗酒造“萬歳楽”さんのお庭内にある浩然亭にて、中国茶講座を開催致しました。
お庭には、天然記念物に指定された銀木犀や樹齢400年を越える老木や
青々と苔むした古木が立ち並び、こちらの見事な借景を眺めさせて頂きながらのレッスンです。

4月8日

文文先生は中国労働和社会保障部認定の茶芸技師・評茶技師でられ、
評茶員とは、茶葉の品質などを鑑定する、鍛え抜かれた鋭い感覚を持つ、
中国茶の「ソムリエ」のような存在だそうです。
その資格を日本人として修得されている方は、稀有の存在で、
こちらの先生より学ばれた文琳(ウェンリン)先生からご縁頂き、
奥深い知識をお持ちの、また素晴らしいお人柄の先生に教えて頂く機会に恵まれました。

4月8日1

レッスンでは、最新の中国茶事情を伺いながら、中国国内以外でなかなか頂くことが出来ないとされる、
この春摘み取られたばかりの龍井茶(ロンジン茶)、極上の鉄観音、武夷水仙、
雲南プーアール茶、四川紅茶を、それぞれの品種の特性を学びつつ
絶妙なバランスを持つ香気、味を愉しませて頂きました。
4月5日は、二十四節季のうちの“清明節”でしたが、この清明節前に摘み取られた茶葉で
作られた茶は、最も高級で味も香りも良く珍重されるそうです。
御茶請けには、ナツメ、ドライフルーツミックス、杏仁豆腐などを頂きました。

先生より、「中国人は、とてもパワーがありますが、毎日中国茶を飲んでいるからですよ」
とのお話がありましたが、ビタミンなどを豊富に含み様々な薬効を持ち、
また豊かな自然の香りのアロマ効果が、医食同源の思想、健康に繋がるのですね。

4月8日3

この度先生には、繊細な茶葉を運ぶのに、スーツケースに入れ飛行機には預けられないとのことで、
遠方より手荷物でお運び頂き、大変ご足労おかけ致しました。
また「上海蟹は持ってこれないので☆」と葉の縁がギザギザで、上海蟹のような産毛をもつ
毛蟹(モウカイ)という品種の青茶をお土産に頂戴致しました。

中国のお茶を巡る旅と称した充実した幅広い内容のレッスン、
また高貴な香り漂う中国茶を、五感で美味しく愉しませて頂き、本当にありがとうございました。
文文先生、またお目にかかれる日を、心より楽しみにしております。

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